失敗の最たるものは、なにひとつそれを自覚しないことである。
人は失敗から学び、成功に進んでいくものです。
失敗から学ばない人には失敗しか訪れません。
それが最大の失敗である・・ということですね。
19世紀イギリス(大英帝国)の歴史家・評論家で、スコットランド出身。スコットランドのダンフリーズ・アンド・ガロウェイ(Ecclefechan)出身。大英帝国(ヴィクトリア朝)時代を代表する言論人であった。代表作に、『英雄崇拝論』、『フランス革命史』、『オリバー・クロムウェル』、『衣装哲学』、『過去と現在』などがある。ドイツ文学を研究したことでも著名で、ゲーテとの往復書簡がある。〈全集 The works of Thomas Carlyle〉は30巻に達している。著作は明治以来多数、日本語訳されて来たが、今日では復刊以外での新本購入は困難。『英雄崇拝論』に代表されるように、「世界の歴史は英雄によって作られる」と主張したことで知られるが、彼の言う「英雄」とは歴史に影響を与えた神、預言者、詩人、僧侶、文人、帝王などを指す。作家夏目漱石はロンドン留学時に記念館を訪れ、帰国後に紀行文「カーライル博物館」を書いている。初期作品「吾輩は猫である」に、登場人物がカーライルと同じ「胃弱」であることを自慢して友人にからかわれる描写がある。