僕らはとても不完全な存在だし、
何から何まで要領よくうまくやることなんて不可能だ。
不得意な人には不得意な人のスタイルがあるべきなのだ。
人間、得意不得意があります。
不得意な分野でも勝負をしなければならない時が人生あります。
不得意なら不得意なりのやり方で切り抜けましょう。
得意ではないからといって自信を失う必要はありません。
日本の小説家、翻訳家。1971年に学生結婚。在学中にジャズ喫茶を開店する。1979年、プロ野球の観戦中に小説を書くことを思い立ち、ジャズ喫茶を経営する傍ら、作品を書き続け、「風の歌を聴け」で群像新人文学賞を受賞する。その後、専業作家となることを決意しジャズ喫茶を人に譲る。
1986年からギリシャ、ローマ旅行開始、1991年まで日本との間を行き来する生活を送る。そして、1987年に出版した『ノルウェイの森』が大ベストセラー。2002年の長編『海辺のカフカ』により国際的評価も高まる。2006年には、カフカ賞を受賞し、以後ノーベル文学賞の有力候補となる。
2009年、エルサレム賞を受賞。イスラエルによるガザ侵攻が国際的に非難されていたが、「何も語らないことより現地で語ることを選んだ」と授賞式に出席。特に影響を受けた作家として、スコット・フィッツジェラルド、トルーマン・カポーティ、レイモンド・チャンドラーらを挙げている。