小事に煩わされないために必要なことは、努めて力点を変えてみること。
つまり、心の中に新しく愉快な視点を作ることだ。
気にする必要もなく、忘れてもよい小事で心を乱してはならない。
小事にこだわるには人生はあまりにも短い。
見方が変われば世界も変わる。
短い人生、気にする必要のないことに時間をとられることはありません。
ポジディブに。前向きに。
アメリカの作家で教師にして、自己開発、セールス、企業トレーニング、スピーチおよび対人スキルに関する各種コースの開発者。ミズーリ州の貧しい農家に生まれ、今日でも支持の高いベストセラー『人を動かす』(1936年)(原題:How to Win Friends and Influence People)の著者として有名である。また、『道は開ける』(1948年)(原題:How to Stop
Worrying and Start Living)、(原題:Lincoln the Unknown)(1932年)なども著している。 カーネギーの著書では、他者に対する自己の行動を変えることにより、他者の行動を変えることができる、という考えが柱のひとつとなっている。カーネギーの最初の著作は、後に『Public Speaking and Influencing Men in
Business』(1932年)と改題された『Public Speaking: a Practical Course for Business Men』(1926年)であった。しかしながら、カーネギーの名声が最高潮に達したのは、なんといっても1936年、Simon &
Schusterから『人を動かす』が出版されたときであろう。同書は、発売と同時にベストセラーとなった。