シャボン玉なんかちっちゃいし、すぐ割れるし、ぜーんぜん面白くないもんなー!
俺様バイキンだから綺麗なシャボン玉なんて大っ嫌い。
そのまま。
バイバイキーン!
やなせたかし作の絵本『アンパンマン』及びその関連作品に登場する架空のキャラクター。アニメ版の声優は中尾隆聖。言わずと知れたアンパンマンの宿命のライバル。アンパンマンを倒す為に、バイキン星から赤ちゃんの時に卵の状態でやってきた。バイキン城を根城とし、当初は一人暮らしだったが、現在はドキンちゃんや、かびるんるん等の手下と生活している。自身の顔を分け与える自己犠牲のアンパンマンに対して、ばいきんまんは自己の欲求を満たそうとするはたらきを担っている。そのため両者は「光と影」「プラスとマイナス」のような関係ともいわれている。人間にも良い心と悪い心の両方がバランスを保って存在しているともいえる。やなせは、ばいきんまんの人気について、「怠けたい、いたずらをしたい等という人間の欲求不満を表現している」「ばいきんまんは時にはいい事もする。悪に徹しきれないところがある」「決してばいきんまんは死ぬ事はない。人間が風邪を一度ひいて、またかかるように、やられても平気な顔をして次に出てこられる」等と語っている。いたずらや悪さが大好きで、いつもみんなを困らせる事ばかりする。「卑怯はオレさまの得意技」と公言し、他人に変装もしくは騙したり人質を取ったり等、後述するような汚い手を好んで使う事が多い。不潔を好み風呂や掃除など清潔に関連する事が嫌い。普段は暇を持て余して町をうろついていたり、パン工場でのアンパンマンたちの会話を盗み聞きしたりしており、その中で数々のいたずらを思いついては実行に移している。いたずらの内容としては、登場する2人のゲストキャラの一方に変装してもう一方に対して悪さを行い本物のキャラがその犯人だと疑わせる、アンパンマンとあまり面識のないゲストキャラに対してアンパンマンが悪者だと嘘を吹き込んで敵視させる等がある。非常に大食いで、食い意地も人一倍である。喜んだ時や登場時には「ハ〜ヒフ〜ヘホ〜!」と笑う。