自分の道を進む人は、誰でも英雄です。
誰かが英雄じゃない。
自分のことをしっかりできる人はみな英雄だと。
ドイツの作家。主に詩と小説によって知られる20世紀前半のドイツ文学を代表する文学者。風景や蝶々などの水彩画もよくし、南ドイツの風物のなかでの穏やかな人間の生き方を画いた作品群の他に、ヘッセの絵を添えた詩文集は、今でも人気がある。1946年に『ガラス玉演戯』などの作品でノーベル文学賞を受賞。祖国ドイツにヒトラー政権が誕生すると平和主義を唱えていたヘッセはスイスで執筆活動を行う。当時ヘッセの作品はナチス政権から「時代に好ましくない」レッテルを貼られて、ドイツ国内で紙の割り当てを禁止されていた。