今のは、空中イレギュラーでした
喝!
今では偉そうに野球評論している人にもこんな名言があります。
平凡なレフトフライをヒットに変えてしまいました。
日本一の安打製造機でしたが守備は下手。守っても安打製造機。
広島県広島市出身の元プロ野球選手(外野手)、野球解説者・野球評論家、日本プロ野球名球会会員、韓国野球委員会(KBO)コミッショナー特別補佐官。在日韓国人二世であり、本名は張
勲(読みがな:チャン・フン、ハングル:장훈)。日本プロ野球史上唯一の3000本安打を達成した。愛称は「ハリさん」「張さん」。、右へ左へと自在にボールを打ち分ける様子から「広角打法」、「スプレー打法」という代名詞でも知られた。東映入団1年目から20年連続シーズン100安打以上を放っており、打率3割以上を16回マークした。脚も速く、1963年に41盗塁(広瀬叔功の45に次ぐ2位)したのを筆頭に、通算で319盗塁を記録している。通算400本塁打以上かつ通算300盗塁以上を記録しているのは張本と秋山幸二の2人のみである。また、通算で「トリプルスリー」(3割300本塁打300盗塁)を達成しており、この記録も日本プロ野球史上で張本ただ一人であり、通算3000本安打以上と合わせれば史上唯一の「クアドラプルスリー」でもある。一方、1シーズンでのトリプルスリーの達成は1度もない。惜しかったのは1963年で、33本塁打、41盗塁を記録したが、最も得意分野のはずの打率で3割に届かず(.280)、達成を逃した。現役時代は多くのシーズンでタイトル争いに絡み、毎年打撃部門で上位に位置していたが、本塁打王と打点王のタイトルは1度も獲得できなかった。特に野村克也にタイトル争いで負けた事が多く、1962年・1963年には本塁打と打点の両方の部門とも2年続けてリーグ2位に終わり、いずれも野村に二冠を許している(1962年はわずか5打点差。張本は前年の1961年も打点でリーグ2位)。1965年も打点で野村に次いでリーグ2位に位置し、1966年に至っては再び野村に本塁打王と打点王を取られるなど、打率・本塁打・打点の部門すべてでリーグ2位だった。キャリアにおいて本塁打でリーグ2位を3回、打点でリーグ2位を5回記録し、打率でもリーグ2位を5回記録している。通算1676打点は、打点王のタイトルを獲得していない選手の中では史上最多である。打席に立っている際、一塁ランナーが盗塁すると激怒した。一塁にランナーがいる場合、一塁手が一塁に張り付いた状態になるため一二塁間が広くなり、安打が出る確率が高くなるからだという。また、打席に入る時には凄んだ表情で相手投手に向けてバットを突き出す仕草を良くしていた。当時は投手を威嚇するためといわれていたが、後に本人は「あくまでも両サイドを見分けるための目安だった」と語っている。現役時代に打撃のコツについて教えを乞いに行ったことがある。その相手は当時近鉄に在籍していたジャック・ブルームで、張本はブルームの外角打ちの上手さに感心し、外角打ちのコツを聞きに行った。それに対してブルームは、「外角を打つにはまず内角打ちが上手くなければいけない。それは、外角に的を絞っているときに内角にストレートが来ると絶対に手が出ないからだ。相手投手は、こっちが内角打ちが上手いと、内角に投げるのを嫌がって外角に投げてくる。そこを狙い打つのだ」と回答。その後、張本は首位打者の常連となっている。張本はプロ入り前はもとより、幼少期から在日韓国人を隠さずに名乗っており、引退後も日本に帰化していない。そればかりでなく現在も、帰化ならびに日本国籍取得の意思のないことを公言している(国籍は大韓民国)。これは、日本に渡って来て死ぬまで日本語を覚えようとしなかった母親の影響が大きいものと思われるが、当人は日本語を話し、且つ日本語名を名乗っているため、張本が日本の人間だと思う日本人も多い。現代では、自らを在日韓国人と明かす者が増えてきているが、張本の時代に始めから出自を公表した人間は極めて稀である。その一方で、2004年のアテネオリンピックに出場する野球日本代表の選手たちに対して「日本の国威を背負っていると思って欲しい」と語っていた。民族教育は受けなかったが、家庭内では幼い頃から韓国語で育ち、韓国語に堪能である。1991年に日本で行われた第1回日韓野球スーパーゲームの中継では、韓国テレビ局側の野球解説者として出演した。TBS系列のテレビ番組『サンデーモーニング』の「週刊御意見番」では、憤りを感じるネタには「喝!」、素晴らしいネタには「あっぱれ」を与えるご意見番としてレギュラー出演。2010年5月23日放送分で、途中降板した岩隈久志へ「エースとしてマウンドを守るべきである!」と「喝!」を入れた。この際、出演者である江川紹子は「えーっ」と驚き、「途中降板もありなのではないでしょうか。」という意見を述べた。放映中には口論にならなかったものの、両者の関係がこじれたため、後日TBS側は何度か両者も交えた話し合いをおこなった。しかし解決に至らず、江川は6月20日放送分への出演自粛をTBSから求められたとツイッターで明らかにした。